株式会社 西日本防災システム
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Nishinihon Bohsai
System Co.,Ltd
株 西日本防災システム
 ▼                     消 火 設 備
消火設備/水噴霧消火設備 水 噴 霧 消 火 設 備


 水噴霧消火設備について
  水噴霧消火設備は噴霧ヘッドから水を噴霧状に放射して、火災を消火するもので、主として冷却
  作用及び酸素の遮断により燃焼を阻止する仕組みです。
  ですからスプリンクラー消火設備の様に、決められた放水量を決められた放水パターンで放水
  するだけではなく、ヘッドの形状によって作られる水の粒子によって様々な放水効果が求められ
  ています。
  適応範囲は通常の消火設備が火災そのものに対しているのに、LPガスの火勢の制圧や建物の
  開口部に設けて延焼防止に使用したり、対象物を自己加熱による出火から防ぐため、冷却する
  ために使用したりします。
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則-16
  構  成
則-17
令-14
   水源・ポンプ・配管・一斉開放弁・噴霧ヘッド・自動火災感知装置・排水設備・非常電源等で構成
スプリンクラー
   されています。
   システム的には開放型ヘッドを用いるスプリンクラー消火設備に類似しています。
   配管系統では一般駐車場における泡消火設備と類似しています。
-消防法施行令-同 施工規則  -消防法
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  防護対象物の種類
    道路の用に供される部分
    駐車の用に供される部分
    指定可燃物を貯蔵し、又は取り扱う場所等
   これらの火災を有効に消火する事を目的としています。
   原理は上述しましたが、ヘッドから水を霧状に放射して、冷却作用及び空気を遮断することによ
   り、燃焼を阻止します。
  噴霧ヘッドの種類
   水の直線流又はらせん流を衝突させさらに、拡散させることによって、水を噴霧状にするものです。
   
   その噴霧の粒子の大きさ、散水分布、密度や噴射圧力によって、消火性能が異なります。
   消火若しくは延焼防止のためには、防護対象物とヘッドの距離は通常6m以内に設定します。 
下方放射型 前方放射型
千住スプリンクラー製
  設 置 基 準
 ヘッドの配置
   防護対象物の形状、構造、性質、数量又は取扱方法に応じて標準放射量で火災を有効に消火でき
   るように、必要個数を適切な位置に設けることが義務付けられています。
    防護対象物の全ての表面を有効防護空間内に包含するように配置しなければいけません。
    放射量は防護対象物又はその部分の区分に応じて、床面積1㎡につき10ℓ/minの割合で計算した
    量を標準放射量で放射出来なければいけません。
    道路の幅員又は駐車位置を考慮して防護対象物をヘッドから放射する水噴霧により有効に包含
    出来、かつ車両周囲の床面の火災を有効に消火出来るように設けなければいけません。
    放射量は床面積1㎡につき20ℓ/minの割合で計算した量を標準放射量で放射出来なければいけ
    ません。
 電気絶縁について
  
    高圧の電気機器がある場所に於いては、電気機器とヘッド、配管との間に絶縁のための空間を
    保たなければいけません。  次表に依ります。
電圧kV 遠隔距離 m
標準 最低
7以下 250 150
10 300 200
20 400 300
30 500 400
60 1000 700
70 1100 800
100 1500 1100
140 1900 1500
200 2600 2100
250 3300 2600
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 放射性能
   道路の用に供される部分を道路の長さが10m以上となる様に区分した場合、区分ごとの道路の
    部分の面積の内最大となる部分に設けられた全てのヘッドを同時に標準放射出来る水量。
   隣接する二つの道路区画面積を合計した面積の内最大となる部分に設けられた全てのヘッド
    を同時に標準放射出来る水量。
         上記の内、いずれか大きい値を必要水量とします。
   区画境界堤で区画された部分の面積にこれと接する車路の面積を加えたの内、最大となる  
    ものに設けられた全てのヘッドを同時に標準放射出来る水量。
   隣接する二つの区画面積を合計した面積の内最大となる部分に設けられた全てのヘッドを
    同時に標準放射出来る水量
         上記の内、いずれか大きい値を必要水量とします。
 水源水量
    道路区画が最大となる部分の床面積1㎡につき20ℓ/minで20分間放射できる量以上の量。
    
   床面積50㎡以下  床面積1㎡につき10ℓ/minで20分間放射できる量以上の量。
   床面積が50㎡を超えるもの 1000ℓ/minで20分間放射できる量
   床面積50㎡以下  床面積1㎡につき10ℓ/minで20分間放射できる量以上の量。
   床面積が50㎡を超えるもの 50ℓ/minで20分間放射できる量以上の量。
    ※ 危険物施設の場合放射区域の表面積1㎡に対して20ℓ/minの割合で計算した量で20分間
      放射できる量以上の量。
 排水設備
  道路の用に供される部分又は車両が駐車する場所には、排水設備を設けなければなりません。
  これは他の消火設備には必要とされていないもので、水噴霧消火設備及び一部のスプリンクラー
  消火設備にのみ適用されます。
 1. 道路部分に勾配をつける。
 2. 区画境界堤を設ける。
 3. 消火ピット(油分離装置付のもので、油等を下水に排水しないためのもの)を設ける。
 4. 道路、車路の中央又は路端又は両側に排水溝を設け、40m以内毎に消火ピットに連結させること。
消防用設備の非常電源について   
消防用設備の設置単位は基本的には 棟 単位なのですが、令8区画収容人員の算定複合用途に係わる算定
床面積の算定等によりその設置基準は大きく変化しますので、ご注意ください。
こちらの 消防用設備の算定資料 もご参照下さい。         令別表第一PDFはこちら
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