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防対点検


     H.17.3.8.



防火対象物定期点検の実施状況について

      
      一昨年の消防法の改正により、防火対象物の定期点検制度が実施されましたが、

     その実施状況のまとめが発表されています。

該当対象物 点検済 特例認定済 実施率
用途区分 1号 2号 合計 1号 2号 合計 1号 2号 合計
1 2,431 25 2,456 523 7 530 953 0 953 60.4
16,562 193 1,675 4,207 39 4,240 4,350 37 4,387 51.5
2 40 107 147 11 5 16 0 1 1 11.6
5,478 469 5,947 1,600 76 1,676 411 24 435 35.5
5 64 69 0 4 4 0 0 0 5.8
3 102 344 446 22 41 63 9 22 31 21.1
1,420 4,894 6,314 246 540 786 99 132 231 16.1
4 14,132 2,687 16,819 4,219 313 4,532 3,740 130 3,870 50.0
5 4,413 5,254 9,667 1,229 920 2,149 2,115 1,844 3,959 63.2
6 3,796 1,161 4,957 1,217 288 1,505 1,307 243 1,550 61.6
936 528 1,464 266 139 405 291 145 436 57.4
1,076 162 1,238 263 30 283 300 37 337 50.9
9 249 595 844 78 114 192 32 22 54 29.1
16 24,235 13,936 38,171 5,156 1,097 6,253 4,800 415 5,215 30.0
16の2 53 0 53 23 0 23 7 0 7 56.6
合計 74,928 30,419 10,5347 19,060 3,607 22,667 18,414 3,052 21,466 41.9

     調査実施日は、平成16年9月30日です。

     用途区分は令別表第一の用途です。

      1号、2号は消防法施行令第4条の2の2の区分。

      実施率は当該対象物のうち、点検済みの数と特例認定を受けた数の合計の割合。

      点検済み及び特例認定の対象物の内、管理権原が複数の場合は全ての管理権

      原者が報告済み若しくは特例認定を受けている数です。

      この数字はどうなんでしょうか? 果たしてよい結果なのでしょうか、それともまだまだ

      努力が足りない数字なのでしょうか?  あの新宿火災は 16項イ だったはずです

      が・・・。
      

                   

                    資料 日本消防設備安全センター 発行 月刊 フェスク





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   H.17.2.26.



落雷による自動火災報知設備への影響について


      昨年の夏の事案ですが、京都の清水寺周辺において落雷が発生し、建築物には

     被害は無かったものの、
自動火災報知設備等に深刻な被害が起こった事をお知

     らせします。

      約13万uの境内の中に貴重な国宝級の重要文化財を多数保有していることは、

     皆様もよくご存知でしょう。設置されている消防用設備も消火栓・自動火災報知

     設備・スプリンクラー・ハロン・ドレンチャー・放水銃・火災通報等ほぼ一式設置さ

     れています。

      平成16年7月14日 午後3時40分頃境内の避雷針に落雷があり、同時に数箇所

     から火災信号が発せられ、その後自動火災報知設備発報、火災通報装置連動に

     より消防機関へ通報、消防車出動 となりました。


      前述のように建物は無傷でしたが、自動火災報知設備の受信機(GR型)におい

     て中継器異常46箇所、断線7箇所、短絡1箇所、ヒューズ断1箇所、電源異常24箇

     所
合計79箇所の異常を自己診断しました。その後敷設された空気管に放電によ

     ると推察される穴が数箇所発見されました。事実上
機能停止状態です。


      勿論落雷発生は予想される自然現象ですし、その対策としてアレスタやサージ

     ジェル、サージキラー等保護装置は設置されていましたが、その保護装置自体

     損傷を受けていたのも事実です。保護装置の機能が果たせなかった事は調査、

     解明し改修しなければいけませんが、自然現象に対する
人間の読みの甘さを感

     じます。

      地震に対しても、津波に対しても、火山の噴火に対しても、気象の急激な変化に

     も、
落雷に対しても、万全だと思っても決して完璧ではないのですね。

      私たちの扱う消防用設備も物理的に損傷を受け、使用不能になる可能性もある

     わけですから、改良点を研究し、私たちの命と財産は消防用設備を使って自ら

     守っていくため、日頃の整備が重要な課題になるのではないでしょうか。



                     資料 日本消防設備安全センター 発行 月刊 フェスク



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   H.17.2.16.


消火器の不適正点検 補足


      前回お伝えしました、悪徳業者による消火器の不適正点検について、補足資料

     をお届けします。


      平成15年1月1日から同年12月31日までの消火器に関するトラブル発生件数は

    1,260件で、不正請求金額はなんと 193,160,480円でした。1件あたり

     約
153,000円となります。発生件数別に見ますと、大阪が268件と他を圧倒し

     て第一位、(とほほ)ついで京都の102件、さらに兵庫の87件と続き、関西最悪

     の雰囲気です。最小は鳥取の0件でした。うらやましい! 建物の用途別に見ます

     と、工場・作業場が279件で一位、事務所など一般企業が220件、次いで物販、

     倉庫と続きます。


      被害を本数で表しますと、
11,649本で1件あたり約9.2本となります。

      尚、悪徳業者がよく使用する事業者名は消防庁予防課にお問い合わせくださ

      れば、公表するとの事です。


         気をつけてくださーい。




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    H.17.02.06.

ね・ね・鼠が !


      先日私共が自動火災報知設備を新設させていただいたビルで誤報があり(午

     前2時ごろ)大騒ぎとなりました。と言いますのも、受信機等の取り扱いについ

     ては、簡単な取説板を取り付け、ご理解いただいていたのですが、復旧スイッチ

     を押しても全く復旧せず、発報階には飲食店がありその時間ですから施錠され

     ていますし、内部も確認できないため、
消防自動車の出動と相成りました。


      消防隊の判断でドアを破壊して内部へ進入 とまでは行かず、ガラス越しに確

     認した結果、煙も無く火災の恐れは無いと言う事で消防隊は引き上げました。


      依然受信機は発報状態で、翌朝弊社に連絡を頂戴しました。

     回路調査をしますと、完全に短絡状態となっており、電路上の問題と判明しま

     した。さらに調査を進めていく内にとんでもないものが・・・・・


      そうなんです。表題でもお分かりでしょうが、なんと
が感知器の配線被服を

     食いちぎって、銅線部分を露出させ、ショートさせていたのでした。

    

       画像クリックで拡大映像をごらんください。

  恐るべし ねずみ 




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    H.17.1.27.

連結送水管配管や消火栓ホースの
耐圧試験について


      平成14年7月1日から施行された新しい点検基準で、設置後10年を経過した連結

     送水管配管及び消防用ホースの耐圧テストが義務付けられています。

     すでに実施された所有者の方もたくさんいらっしゃるはずですが、いざという

     時消防隊が使用する配管や、消火栓ホースにトラブルが無く、消火活動が円滑

     に行われ火災による被害を最小限度にとどめるためにも、
点検業者に依頼して

     是非テストを実施してください。
     連結送水管についてはこちら

     消火栓についてはこちら



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